院長メッセージ

お読みいただきありがとうございます。

私共の鍼灸接骨院は院長石黒光孝で三代目の院長でございます。

初代は鍼灸指圧師でその頃は「お金がない患者さんからはいただかずお金ができたらもってこれば良いから～と施術一筋で地域貢献していたんだぞ～」と父によく言われたのを思い出します。

また、30センチ位のハリや茶碗1杯ぐらいのお灸を施術していたそうです。

その血を受け継いで、父も脳梗塞の後遺症や、喘息、むち打ち、ぎっくり腰、目の症状などを得意として地域社会で貢献しておりました。

そんな時に私の母が脳梗塞で倒れてしまいました。父は病院にハリを50本ほど持って行き頭やら、首に施術をしました。

次の日には母の意識が戻って普通に喋っておりました。

その状態を見て病院の脳外科の院長先生も「ハリってすげえ効くんだなぁ!」と驚いておりました。

その時の感動は今でも忘れません。

父の姿を通して、幼少期から僕はこの道に絶対進むんだと思ったことを今でも覚えております。

今現在祖父、父のおかげ、患者様のおかげで創業80年を迎えることができました。

私も若輩ではありますが20年を迎えることができ感謝しております。

学生の頃は親のレールに乗っていくだけで羨ましいなぁとよく言われました。(今でもですが…)

その頃はやましい気持ちがありましたが、今は自信を持って祖父、父のおかげで素晴らしい施術法、施術に対する施術家魂(精神)を受け継いでいるんだと言い切れます。

話は変わりますが、むち打ち症などは首によく起こると思いますが、首は、人体の中で1番大切だと思います。

手や足、体幹、内臓や血管、神経、筋肉に指令を出すのは、すべて脳からです。

その脳からの指令はすべて首を通って全身に流れております。

また、首の重さは6キログラム(私は顔がでかいから10キログラム)あるのですが追突されたおかげで体はシートベルトやハンドルに固定され頭だけが前方に飛んでいこうとします。

その時に過大な力が首に加わり筋肉の損傷、神経、靱帯などの軟部組織の損傷、頸椎のズレ、歪みが起こるのです。

首の中では内出血が起こり徐々に腫れていき、受傷から2、3日後に痛みとなって現れてくるのです。

早期のうちに適切な施術をしないと、一生辛い思いをしてしまいます。

レントゲンでは、骨に異常なしでも軟部の組織には、肉離れや骨のズレが起こっています。

よく患者様には言うのですが総合病院、整形外科などのお医者様は命を預かる仕事だと思います。

「命には異常なし」と言われているのです。

接骨院は、捻挫、打撲、挫傷、脱臼などの運動器(筋肉、靭帯)の損傷の専門家なのです。

また、私どもは鍼と灸の施術もしております。

脊椎矯正、骨盤矯正もしております。

後頭骨(頭蓋骨の一部)と仙骨(骨盤の一部)は密接な関係があります。

それを調整しないと不調は取れません。

その人その人に合わせて、いろいろな施術をしておりますのでご相談下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

石黒接骨院 院長 石黒 光孝